第18回 四天王寺秋の大古本祭り

 
このイベントは終了しました。

  
日時 :2018年10月5日(金)~10月10日(水)
       10:00~17:00(最終日は16時まで)
  場所 :大阪・四天王寺にて
      
(大阪市天王寺区四天王寺1-11-18)
       http://www.shitennoji.or.jp 
(四天王寺サイトより)

  特集 「建築」 千年の建物を目指して

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 今回は搬入日に大雨。しかも会期が始まっての3連休に台風直撃の
予想が出ているので、なかなかキビシー催事になりそうだと考えて
いました。ツイン21でのイベントも、台風のため1日休止になりましたが、
四天王寺での販売会は野外催事のため、余計に天候の影響を受けます。

 今年は台風の発生が多く、各地で甚大な被害をもたらしていました。
ツイン21の期間中にやってきた台風21号では、事務所の屋外電気
メーターが壊されました。強風で飛ばされてきた木の枝か何かが当たった
ようです。

 それから一月ほどが経ってもう25号……。いやはや、嫌になります。
搬入日時点で台風の進路を確認したところ、近畿地方からはそれそうな
感じ。また、接近時刻も夜中になりそうとのこと。

 催事の開催には影響なさそうにも思えますが、2日目の営業終了とともに
テントを撤収して、会期を打ち切るって案も検討されていました。まずは
お客様の安全が優先。催事が中止になるかどうか。参加店は皆、台風の
進路に神経をとがらせていました。

 で、私もそれなりの台風対策。いつもなら木箱を立体にして、これでもかと
積み上げているのですが、営業時間中に台風がやってきて、強風で棚が
倒されるってことがないよう、今回は台風が過ぎるまで木箱を積み上げない
ことにしました。こんな感じ。

 
 
 

 広いテントの向こう側が見通せて、何だかサッパリし過ぎ。このような
本の並べ方をすると、単位面積あたりに陳列できる本の量が少なく
なりますので、売上は落ちます。けど、安全面を考慮して、万一の事故を
なくすため苦渋の決断でした。

 

 それでも苦しいなりに何とか本を並べようとすると、小型の文庫本を
多く並べることに。2日目までに台がスカスカになるぐらい結構売れました
が、いかんせん単価が低いものが多いので、売上アップにはあまり
つながりません。まぁ仕方ないですね。

 ちなみに、いつもはこんな感じ。

 
 明らかに、今回と比べて多いですね(-_-;) 入荷状況や体力面で充実して
いるときは、さらに売台の袖にも積み上げます。今回も当初は、それぐらいの
物量を予定していたのですが、自然には勝てません。ロビンのコーナーを
期待してお越しいただいたお客様には申し訳ありませんが、今回、出品
できなかった本は、年末の河内長野でのイベントでお披露目する予定です
ので、乞うご期待!

 台風が去った3日目からは、棚を立体にしました。こんな感じ。




 ま、でも時間の都合もあって10台ある売台のうち、立体化できたのは、
この1台だけなんですけどね。一部、屋外レジ用のテントが飛ばされる
などの被害がありましたが、ほとんど台風の影響はなく、会期も6日間、
無事終えることができました。

 ある先輩には、初日から木箱を積み上げたらもっと売り上げが伸びた
のに、とおっしゃっていただきましたが、それは結果論。台風の被害が
小さかった後から見ればそのように言えても、もし台風が直撃して風で
棚が倒れてお客様にケガをさせてしまったら、楽しい催事も台無しになる
わけで、今回の対応は自分としてはベストを尽くしたと思っています。

 台風が去った安心感からか、3日目はお客様の来場も多く、ようやく
賑わった感じが出てきました。

 

 四天王寺恒例、大阪古書組合のマスコットキャラクター・
コショタンも登場です。

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